2005年10月号   8月のBAJA/青木(生田目)明美

 2002年8月に、ハネムーン・ツーリングでBAJAに行った。

 私の駄文にお付き合いいただく前に……北米ツーリング情報です。 私達のナビをしてくれた佐藤よしおり氏が、USA&BAJAのツーリングサポート、レンタル等をしてくれます。くわしくは dirt-therapy.com をごらんください。間違いなく楽しい旅ができます。以下は彼からのメールです。

「米国で登録されているバイクだと国境越えにカルネが必要ないので、米大陸ツーリングをする場合は日本から送るのではなく、こちらで購入されるパターンが多いですね。いろいろと手続きが面倒なのですが、ダートセラピーではその問題をクリアーしました。通常、書類、ナンバープレート、保険等が揃うのに1か月近くかかりますが、カリフォルニア到着当日にすべてを揃えての引渡しを可能にしました(裏ワザを酷使しているので大きな声では言えませんが……)。だってみなさん、数年越しで貯めたお金や限られた時間を使って旅をするのだから、すぐに出発させてあげたいのです」

 以下、私のハネムーン・ツーリングですが……
 自分たちのバイクを船便で送る日程的余裕がなかったし、ハネムーンといえど、休暇がMAX2週間限度の、普通の会社員である夫と行ける所の選択肢は少なかった。そこでロサンゼルスにいる友人にナビライダーをしてもらう事になり、彼のつてでBAJAツーリングのコーディネーターを紹介してもらった。結局、仕事が忙しくて計画も手配も準備も出来なかったので、両氏にすべてをお任せする事になった。(わがままを言うだけ言って丸投げをして、このコラムを書く資格があるのか(笑)?)

 第一のリクエストが、「夫の仕事の都合で8月に行きたい」
 これには両氏とも口を揃えて、
「8月はすごく暑いから、9月にしては?」
「私達、キャニングやらモンゴルやらサハラやらで、暑いの慣れてますから」
 と嫌がる二人にごり押した。

 第ニのリクエストとして、「BAJAラリーのゴールのラパスまで走りたい」と伝えた。
 コーディネーターは、「タイトな日程、私の技量、ハネムーン」という点を考えると、「BAJAラリーのスタート地点のエンセナダを中心とした地域を走る」という無理のない日程を組んだほうがいい、それでも充分に楽しいコースがたくさんある、と言ってきた。
「ライダーの性として、縦断とか横断とか走破などという響きに弱いので、ラパスまで行かせて欲しい」
 とこれまたごり押した。

 第三は私のリクエスト。「ハネムーンらしく、最後はBAJA半島の先端のロスカボスの超高級リゾートで2泊したい」
 これは夫に猛反対された。夫はリゾートよりツーリングを重視したかったのだ。そこは女心をくんでもらって、プール付きコテージで超贅沢させてもらうことになった。

★ツーリング概要
 1日目 成田〜ロサンゼルス〜エンセナダ(車)
 2日目 エンセナダ〜サンフェリペ
 3日目 サンフェリペ〜カタビナ
 4日目 カタビナ〜グエロネグロ
 5日目 グエロネグロ〜サンイグナシオ
 6日目 サンイグナシオ〜ロレト
 7日目 ロレト〜ラパス
 8日目 ラパス〜ロスカボス(車)
 9日目 ロスカボス
 10日目 ロスカボス〜ロサンゼルス国際空港(airMexico)
 11日目 ロサンゼルス発
 12日目 成田着

※バイクはXR650&XR250をロサンゼルスでレンタル(ちなみに160センチの私は片足もつかず。ツーリング中はあまり不自由は無いが、街中の信号待ちでは縁石と友達(笑))。

※ナビライダー1名&サポート1台(ドライバーはコーディネーター)。エンセナダ〜ラパスまで宿泊地の関係で、太平洋側(曇天で涼しく寒く感じる時も)とカリフォルニア湾側(猛暑over50℃)をジグザグに進む。50℃超を走っている時、ドライアップしそうになった。フォークのようなサボテンの作る細い日陰に、ナビ&夫婦で縦に並んで休憩した(笑)。

※今回はキャンプの装備が大変という事で全泊ホテル(宿泊地に国営1軒しかないところもあった)。

※食事は通りすがりのレストランで(これがことごとくうまい。メキシコ料理に、はずれは無いということか)。

※猛暑だったのはまちがいないが、ご機嫌のフルサポートで、とても楽しい最高のハネムーン・ツーリングになった。

※またぜひツーリングしたいが、今度は真夏はやめよう(笑)! と思う。


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