2005年7月号 We are crazy!!/バシシ

 私は2004年6月から2005年3月までの9か月を使い、日本からアフリカ最南端までの海外ツーリングを行いました(その詳細については こちら をご覧下さい)。

 ロシア、モンゴル、カザフスタン、ウズベクスタン、イラン、トルコ、エジプト、南アフリカでは地元のライダーに助けてもらったり、移動途中では様々な国のライダーに会ったりしました(日本で会ったダニエル、ピーターのアメリカ人ライダーを皮切りに、ベルギー、オーストリア、チェコ、日本、リトアニア、ブラジル、オーストラリア、ドイツ、オランダ、イギリス、スイスの合計12か国)。

 そんなライダー達の殆どは600cc以上の大きなバイクに乗っているのに対し、自分のバイクの排気量は200ccと小さく (SUZUKI DJEBEL200) 、排気量を聞いた途端に殆どのライダーが 「You are crazy! 」 と言ってくれました(苦笑)。

「お前は狂っている!」
 と言われているのかと思い最初はビックリしたのですが、どうもニュアンス的に「お前、アホやなぁ」(関西弁のノリ?)な模様。半ば呆れながらも「変わったヤツだ」と褒めて(?)くれていたのでしょう。

 でも、自分にそう言ってくれた 素敵 なライダー達も、

・ロシアのバイク「ウラル」(2004年ブランニューモデルの新車)を買ったが故障の嵐。結局、旅の途中で廃車にしたヤツ(ロシア製のバイクは、中古の方が値段も高くて質が良いのです。新車が必ず持つ(!) 故障箇所が全て直っていますから……)。

・デカイ1500ccのロードバイクで、シベリアのダートを走ってきた3人組み(WTN-Jにお世話になっていましたね)。

・手術の為に(?)バイクで日本からドイツの病院へ走っていったナイスガイ(こちらもWTN-Jにお世話になっていましたね)。

・護身用のクマ避けスプレーを国境の兵隊が勝手に触り、自身の顔面に噴射。→ (結果)翌日まで拘束される。

・雪が未だ残っているのに宿を出発して、さらに雪深いであろう峠越えをしたサイドカーの老夫婦。



 などの 武勇伝 を持っており、
「お前の方が "You are crazy!" やねん!」
 と 声を大にして(太字の4ポイントで)突っ込み返したく なります。

 でも、バックパッカーや他の旅行者から言わせれば、
バイクで旅をしていること自体が「You are crazy!」
 だそうです……。
 そんな訳で、バイクで旅をする我々ライダーは、
「We are crazy!!」
 なのかもしれないと、日本に帰って来てから思った今日この頃でした。



(そんな懲りない面々)

この一週間後、彼のバイクは二度と動かなくなった。後に届いた彼からのメールには「次は日本のバイクを買うよ」と。(カザフスタンのアルマティ)
ホンダのワルキューレ&ゴールドウイングに乗り樺太経由で走ってきた初老の3人組、タンデムでリトアニアへ帰るライダー達と。(ロシアのウラン・ウデ)
イスタンブールのアヤソフィア前にて集合写真。真ん中に何故かいるコーヒー売りのおっさんが、ライダーなのかどうかは誰も知らない……。(トルコのイスタンブール)

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