第14回WTN-Jお話会

『リビアツーリング』

日程: 2007 年 1月 28 日(日)
場所: グレイスビル泉岳寺前
話し手: 古山里美さん(愛称:もんがぁ〜)

報告者&写真:藤原かんいち
 

 「これが我が家の1ヶ月の下水道料金で〜す!」旅資金を貯めるための節約術から話がスタート。「みなさーん、私が今回バイクで旅した“リビア”は、この地図のどこにあるのでしょう!?」そんなクイズからリビアの話が始まった。ところがその正解率は半分以下。それくらい古山里美さんが旅した「リビア」は日本には馴染みの薄い国であることがわかった。それだけに旅行に関する情報も極端に少なく、準備を進めながら、この調子で本当にリビアをバイクで本当に旅できるのか? 何度も不安になったという。

  とにかく出発までの道のりが遠かった。ビザを取得するため大使館に問い合わせメールを出したが、1ヶ月経っても返事はなし。隣国チュニジアの旅行会社を経由してリビアの旅行会社と連絡が取れるようになり、ようやく連絡が取れたが、まだまだ難問は山積み。途中でリビア国境からガイドを同行させればビザがなくても走れるという情報を入手、旅行会社の協力を得て何とかリビアに入ることができたが…

  旅の期間は 23 日間(同行した夫の古山隆行さんが取れた、年末年始&有給を合わせた休暇がこの日数だった)。その間に、飛行機による日本〜チュニジア往復、日本から送ったバイクの受け取り、通関、リビアのバイク旅行、再び通関、バイクの送り出しなどなど… 全てを終わらせなければはならないハードスケジュール。まさに綱渡りの連続で「 23 日間でよくできたわ〜」と本人が感心するほどであった。

  出発までの苦労が多かっただけに、憧れのサハラ砂漠走行、雄大な自然との遭遇、アラブ文化の体験などのリビアには大満足。「ただ、ガイドが話す英語が自己流で“レイク”を“ラック”と発音したり、コミュニケーションが大変でしたよ〜」と笑いながら、逆にそんなガイドを見て「日本人も外国へ行ったら、下手でもいいから、どんどん英語を話すべきだ」と思ったらしい。確かに、英語が苦手な日本人は「英語をうまく話せないから…」と口を噤んでしまうところがある。だが相手に自分の気持ちを伝えるのに大切なことは、どれだけたくさん言葉を知っているかではなく、相手に伝えようとする気持ちなのだ。

  お話し会の中では、旅のエピソードと一緒に里美さんが自作した、ユニークなクイズが登場。続々と楽しいクイズが飛び出した。例えば、里美さんがリビア人ガイドにつけられたニックネームはどれ? @サンドウーマン Aデザートクイーン Bパリダカレディ など(※正解はA番) 
  こんな風に、一方的に話す側、聞く側になるのではなく、お客さんも参加できるお話し会となった。それに加えて、会場の一部には自らが撮影した写真のアルバムや、リビアで買った切手や皿など… 日本ではなかなかお目にかかれない珍しい小物も展示された。遙か遠い未知の国だったリビアだが、里美さんのおかげで少しだけ近くなった。

   
ツーリング中の写真や、リビア土産も
会場に並べられました
ユニークなクイズもおりまぜて…
今回の会場は泉岳寺でした
2次会の1コマから