第17回WTN-Jお話会

『 地球ドライブ・ツーリングのノウハウと地球クイズ 』



話し手:大内三郎さん
日時:2007年9月9日(日) 
  14〜17時
場所:グレイスビル泉岳寺前3F
    (東京都港区)
 
報告者:園田裕朗
 

 まさか「お話会」の始まりが「ロバとワライカワセミの物真似」とは…。

 実家の大阪から単車で箱根を越えて、14時間かけて東京の会場に着いた私には衝撃的だった。「こりゃ、やって来たかいがあるぞ…」と直感。ただでさえ個人旅行者の話はおもしろい。特に単車や車でツーリングする人のそれは尚更。しかも今回話す大内さんも聞く我々もその手の経験者で、既に「ブッ飛んでいる」のだ!!
 
 さて、大内さんのお話を聞いていると、現在の我々がいかに恵まれているかがよくわかる。パスポートがなかなか取れない。外国でやっと取れたカルネ。国際情勢に好むと好まざるにかかわらず巻き込まれる。ビザ申請時に担当の書記官がいじわる。T/Cをそっくり盗まれる(囮の金庫にたまたましまっておいたのが運のつき…)。愛車の航送で間一髪セーフ。砂漠で走行中、エンジンの「故障」ではなく「脱落」…。私なら「も〜イヤだぁ〜」と投げ出すだろうが、大内さんはそれらを何とかクリアし、「いや〜、そんなことがありました」と笑い飛ばしている。一体このパワーはどこから出てくるのだろうか? 御本人は「楽天的」というが…。お話を聞いているうちにあることに気づく。やはりそれなりの準備をし、目的を持って出国し、現地においてはトラブルに遭っても、やるだけのことをやった上で「何とかなるだろ」と楽天的になるのだ。そして、しみじみ「自分は運がいい」とおっしゃる。それから大内さんのお話は、失敗談ばかりではない。世界には多くの民族、宗教観、文化があり、日本では想像できないような美しい自然があることを、これでもかと言わんばかりに投げかけてくるのだ。
 
 とどめはトリビア的なクイズ。参加者がそこそこ海外に出ているとあってか、難解な問題ばかり。例えば、戦艦「大和」の縦と横の幅のサイズを決めた理由は? という問題は、本当にわからなかった。けど、世界の「何か」に関係しているはず…。答えは「パナマ運河を通るため」だった。この手の超ド級のクイズが約30問近く出題される。それでも大内さんによると、用意した全問題の3分の1とのこと。最後に正解の多い順からメダルの授与。私はまるでひっかからず…。
 
 お話会が終わり、楽しいであろう懇親会に未練を残しつつ会場を後にし、一路大阪へ。走りながら「楽しかったなぁ」「行って良かったなぁ」と思いつつ、最終的にたどりついたのは、「大内さんのような旅ができるのか、いや、大内さんのように生きられるだろうか…
 

     
沢山の写真や地図もまじえてわかりやすく、貴重な話がつぎつぎと飛び出しました。

地球クイズの例
この言葉の意味は?!
・ポレポレ
・インシャラー
・アスタマニャアーナ
・ニエット
・モーレツ
・クニャード 
 え… 解答は忘れてしまいましたので各自調べてみてください。
 

地球クイズ
正解が多かった人には
メダルの授与も!

お話し会後の懇親会風景
 

大内さんの著書等
 
ご希望の方はOD版(*1)を扱っている書店、またはインターネット書店から注文可能です。
詳細は大内さんのホームページを参照ください。

「地球ドライブ27万キロ」(OD版) 
(株)河出書房新社 定価2,700円
ISBN 978-4-309-96155-2 (4-309-96155-X) C-CODE 0026 
   
「アフリカを走る」(OD版)
(株)岩崎書店    定価2,300円
ISBN 978-4-265-03983-8 (4-265-03983-9) C-CODE 8326

*1: OD版(オンデマンド本)とは
 注文を受けるたびに、1冊づつ紙に印刷・製本する商品です。
 

大内さんの記録が記載されている 
ギネスブック

フォルクスワーゲンのバンを改造したキャンピングカーによるドライブとしては世界最長記録で、1980〜1991年版まで掲載。
単独による記録は現在も継続中。
 
 

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