第34回WTN-Jお話会

〜〜韓国ライダーとの交流キャンプミーティング(韓国編)〜

日時: 2011年9月3日(土) 14:00-16:30
場所: 品川第二区民集会所 第一集会室
  住所:東京都品川区南品川5−3−20
話し手: 山崎さん 小口さん 吉岡さん 松尾さん
レポート:坪井伸吾
写真:坪井伸吾、 加藤 実さん
参加者: 約25名

今回のテーマ 2011年7月2日〜3日に韓国ソウル近郊で行われた
「韓国ライダーとの交流キャンプミーティング」の模様

  
 昨年「オーストラリア」をテーマに三人のライダーが語ったお話し会が好評だった
ので、また国をテーマにやってみよう、という企画で選ばれた「韓国」。
 
 もっとも近い外国でありながら、ライダーにとって韓国は最近まで、近くて遠い外
国だった。加曽利隆さんが自分のバイクを持ち込み、はじめて走ったのが2000
年。そのときは特例だったが、加曽利さんが突破口を開いてくれたおかげで、一般の
ライダーにも韓国ツーリングの道が開かれた。
 と、まずは韓国ツーリングの歴史を話し手の一人である小口さんが語る。
 続けて山崎さんが着物で登場。会場が華やかな空気に包まれる。6月に原宿で開催
された海外ツーリング展にたまたま顔を出し、7月頭の韓国ツーリング参加を即決し
た山崎さん。初海外ツーリングの壁をここまで軽々と越える人は世の中にそうはいな
い。
 
 かつて海外への憧れはありながら、ヘアメイクの仕事が忙しかった山崎さんは、
ホームスティで各国の人を受け入れていた。いろんな国の人との楽しそうな写真
が次々とスクリーンに映し出される。
 そして話は本題の韓国ツーリングに。実は山崎さん、海外ツーリングはおろか、な
んとテント泊の経験もない。そこでまずはテントをネットで購入・・の予定が間に合
わず、ソウルの空港で4人用の大型テントを買う。という嵐を呼びそうなスタート。
 現地で韓国人ライダーと合流。準備されていたのはハンドルが空に伸びる、もの凄
いチョッパーのハーレー。これはとても無理ということでスクーターに。
 地元韓国ライダーも寒さに震えるほど、どしゃぶりの悪天候というツーリングに最
悪のコンデションの中での走り。それでも抜群の社交性を誇る山崎さんが次々と新し
い友達を作っていく様子が楽しそうに語られ、見ているほうまで心温まる話だった。
「益々女性ライダー参加が増えることを望む」締めの言葉はこれ。そうなってくれる
ときっと男性ライダーの参加ももっとふえるはず。 
 
 ここで世界一周ライダーの松尾さんが、どうしても言っておきたいことがあるのでと
前に出る。プサンの酒場で絡んできた韓国人のうらみのこもった眼差しが忘れられな
い。日本と韓国には戦争が絡む歴史があり、そのことを忘れないように。と短くも重
い話を。いつもと違う雰囲気に会場が引き締まる。
 
 休憩をはさんで、再び小口さん。韓国の話をするのか、と思いきやバイクに乗る前
の若かりし、スラリとした体型の頃の話が始まる。「それ誰やねん」と会場から突っ
込みがはいり、笑いに包まれた場は再び和やかに。韓国から日本に帰化した吉岡さん
がWTN-Jに顔を出すようになったことが日本と韓国のライダーの交流の始まりとなっ
た。
 その交流に最初から参加して、流れを作っていった小口さん。今井さん、相模のコン
さん、と走った2008年、一回目の韓国。韓国から来たライダーの日本での受け入
れ、と合同キャンプがあった2010年。そして日本から6人のライダーが参加した
今回のツーリング、それぞれの旅。韓国人ライダーとのスタイルと考え方の違い。韓
国人ライダーたちの心のこもった受け入れ態勢など。もともとライダーの国際交流も
視野に入れたWTN-Jの活動を実際に体現していった様がよく分かる。ほぼ徹夜で作っ
た画面上で踊るバイクの映像も客席には受けていた。
 
 そして最後に現在、千葉で農業を行っている吉岡さんが前に立つ。千葉のお米も放
射能の風評被害を受け、対応に大変ななか時間を割いて会場に足を運んでくれたこと
に参加者一度大喜び。小口さんが話しているときに、そっと会場のドアを開けて顔を
出したときには歓声があがった。

 今回、実に多彩なメンバーが話した韓国ツーリングを吉岡さんがきれいに束ねて、
これからも交流を広げていきたい、という決意を語り、今までもっとも話し手が多
かったお話し会は終了した。 

文責 坪井伸吾
     
  
      

最初に経緯と概要の説明

浴衣で講演する山崎さん

 
韓国行きが初の海外ツーリング
新鮮な感覚で話す山崎さん

 
他の地域との比較も交えて話す小口さん

 
ほぼ徹夜で作ったらしい
踊るバイクの映像

 
 韓国の海外ツーリンググループの紹介
http://www.globeriders.co.kr/

 
吉岡さんの存在なしには実現しなかった
今回のキャンプミーティング

  
韓国との橋渡しとなっている吉岡さん

世界一周ツーリングの途中に韓国キャンに参加した佐藤繁さん
(次回お話会の話し手) 

 
自分の体験を元に話す松尾さん

 
客席の様子

 
懇親会の様子