第35回WTN-Jお話会

〜〜世界一周 楽しい 楽しい バイクの旅〜〜

日時: 2011年11月6日(日) 14:00-16:00
場所: 大崎第一地域センター・区民集会所
  住所:東京都品川区西五反田3-6-3
話し手: 佐藤繁さん
レポート:ヤマザキフミエさん
写真:古山隆行
参加者: 約60名

 先ず、WTN-J若手の新星 佐藤繁さんのレポにすぐ携わる事になりまして浅い経験、新参者の私で恐縮です。アジア走行中に寄ってくれた繁さんと韓国Meetingにて日本人チーム&酔っ払いキャンプ仲間だった、という由縁でどうぞお許し下さい。   (ヤマザキ フミエ)

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 僕の旅は「人に会うこと」と断言した佐藤繁さん。今回の会場はその言葉を反映したかのように自転車、バックパックの旅の仕方にも興味深く聞き入るアラサー(30才前後)男女が大勢駆けつけてくれ華やぎました。
 旅の準備はネットや先に世界周った先輩の永原さんや同じ地元の浦野さんには随分情報もらえたそう。WTN-J話し会などで収集。

 まず、走行中の風貌、その変わり様に日本〜ロシア〜と進み次のメキシコでドッと会場から笑いが起こる。髭、チリチリのロン毛、日焼けか汚れなのか… それは、まるで怪しげなどこかの教祖っぷり。
 王道ルートと呼ばれる新潟、伏木港からロシア入り。

 初めての通関で既にメチャクチャに叩きのめされたと。言葉の壁とどうにも対処出来ない自分に、これ以上ないほど落ち込んだ。さらに通関の人には「ロシア人の10割は悪人だ」と聞かされる。その後 、カフェで歌手のエミネム似のデッカい兄ちゃんと強い酒に酔い、気がついたら貴重品全てを紛失?(又は盗難)
 
 しかし 人の優しさに助けられ泣いて感動した出会いもあった。
 モンゴル〜中央アジアへと進み、カザフスタンでは新聞に載り、更にタジキスタンではバス停でカルネを紛失したが、出会った人のご好意で国営TVに生出演してカルネ捜索。緊張のため手に汗握る。
 ヨーロッパでは既に冬となり、初対面のスペイン美女とのシェアハウスしたことも。

 そして アフリカ大陸は、人種、言語の多様さ、そして人々の生活にどこまで足を踏み入れていいのか、と様々な距離感に戸惑い、白人社会側としての自身の位置に悩みながら走った。
 アフリカ大陸を南下したモザンビークまで来たところで、やっと初の深い交流が出来た。
 民家の庭にテントを張らせてもらったのだ。
 これによりそれまでの感じていた距離感が一気に縮まった。
 とても素晴らしい体験に感激し、もっと早くこうしていたらと悔いを残しつつ大陸をあとにする。

 その後、NYから一時帰国し、四国でお遍路(自転車)を終え、また北米へ。
 アラスカから出発し、南米チリではダカールラリーを見学。プロレーサー三橋さんからヘルメットにサインをいただいた。が、何故かすぐ消えてしまった。
 パタゴニア〜ウシュアイア、ここでバイクを日本に輸送し、アジアからバックパックの旅へ。

 マレーシアをバックパックで出発し、中国の成都で自転車を購入し走り出す。
 次の韓国では、地元の海外ツーリンググループGloberidersとWTN-J合同キャンプに釜山からレンタルバイクで参加。盛大に酒に酔う。
 そしてまた自転車で走り、日本に渡り無事帰宅となった。

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 オートバイ、バックパック、自転車のメリットデメリットを詳細に比べたが「バイクは燃料切れやカルネなど、煩わしさはあるが、やはり自分はバイク旅が良い」「移動、移動…むしろ移動こそ旅」と力説。

 僕はニートNeet (Not in Education Employment or Training)で…と、サラリと話し出した佐藤さんだが、帰国し既に就職も決めパリッとしたスーツ姿で日本の生活をもう踏み出していた。
 
 最後のメッセージは、特に若い人達に向けて、「簡単に情報が入手できる時代だが、知った気にならずリアルに触れてほしい。人と人との出会いを大切に。」と。

 そして佐藤さんは「 ゆくゆくは世界を旅する人のお世話をしたい」と大盛況の会の幕を閉じた。
 

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佐藤繁さん世界一周のブログ: http://tobanaibutaha.blog37.fc2.com/
 
 日数: 774日間 訪問国:58ヶ国  費用:400数十万円 
 使用バイク: Suzuki DR650 SE 使用自転車:Merida MTB Wolf3
 

   
旅の手法 3形態
SUZUKI DR650 SE
 
東南アジアをバックパックで
 
中国→韓国→日本を自転車で