旅の空から

2003年12月 松尾清晴さんの旅の空から

  ご無沙汰しております。今パキスタンにきています。
  2000年10月オランダをスタート、ヨーロッパ、北アフリカ、中近東、東欧、北欧等…、約1年。
  2001年10月ニューヨークに渡り、メキシコ、中米、南米のコロンビア、チリ、ベネズエラ…から北米、カナダ、アラスカ、約1年…、一時帰国(2002年10月)。
  2003年6月ロシア・ウラジオストック、シベリア、モンゴル、モスクワ〜スタンの国、カザフ、キルギス、ウズベキ、タジキ、トルクメ。イラン、アゼルバイジャン、グルジア、トルコ、イラン、パキスタンとオートバイで走ってきました。
  アフガニスタンはオートバイの走行は認められず!。10月15日イラン・テヘランで60歳を迎え、アルコールは一切だめのイラン、途中の国で買い込んだビールで盛大!?に、ひとり静かに飲みました(笑)。
  オランダでビスケット強盗、アラスカではヘリコプターで運ばれる交通事故、ニューヨーク・マンハッタンでは、あのビル爆破テロ事件に出くわす等々…、This is a penしか言葉は分からず、レストランでもコケコッコー(にわとり)、モウモウ(牛)、メヘヘーン(羊)の鳴き声で注文、いつも笑われています。道路標識も読めず、道に迷い不安で眠れない夜もたびたび、砂漠の真ん中でエンストしたり、雪道で転倒したり…。地元の人達に助けられながら、一部重複しますが100ヶ所近くの国境を越えてきたことになるでしょうか。
 うわさでは物騒な国々もありますが、入ってみるとやっぱりきて良かったとその国々で思い、自分の目で確かめることの大切さも分かりました。
 スピードは鈍り、車間距離は長くなり、体力もおちてきて…、逆に痴呆症は磨きがかかりスピードを上げてきて、物忘れは恐ろしい程に!
 これからは、インド、ネパールから南下しながらオーストラリアまでの予定。そのあとは未定です。お互いに気をつけて!!

2003年12月パキスタンより 松尾清晴

 パキスタンからアフガニスタンに向かう途中のバザールにて…。アフガニスタンは二輪車(オートバイ)の走行は認められず、パキスタンに引き返す羽目に。(2003.10.30)

 パキスタン、カラコラムハイウェイ〜中国との国境ハンジュラブ峠4,700m。オートバイで走っていたが、土砂崩壊で道路が寸断していた。後日ジープでハンジュラブ峠まで行く。峠は雪で、まもなく国境は閉鎖されるとのことだった。(2003.11.16)

 カラコラムハイウェイ。途中、日陰はガリガリに凍っていた。ガケ崩れも数10ヶ所程あった。(2003.11.16)

 カラコラムハイウェイが土砂崩れのため道路寸断。ラワンピンデまで引き返して飛行機(プロペラ機)でギルギットへ。
 ヒマラヤ、カラコラム、ヒンドゥクシ三大山脈、さらにパミールに続く山々は、上空に三角波が出来たように広がっていた。6,000mまでは名前がつけられない、7,000m以上の山になって始めて山の名前があると、登山家の話でした。カラコラムハイウェイのそばには、ヒマラヤ、カラコラム、ヒンドゥクシ山脈の分岐点もありました。(パイロット室から撮影、2003.11.21)