旅の空から

2005年5月着 水島治さん、安子さんの旅の空から - パナマ編

私達は昨日パナマに入り、ダビにいます。

カナダバンクーバーを立って今日で296日、メーターも48,171キロになり、 タンデムの旅にも慣れてきました。 
「コロンビア・エクアドルの情勢が厳しくなっており、急いでいくのは危険です」と、コスタリカの大使館からアドバイスを貰いましたので、南米に向かう前の骨休めのつもりで、すこしパナマでのんびりしてみようかと思っています。

エクアドル・コロンビアの情勢で、参考になるものがありましたら、是非教えてください。

旅ではいつも日記をつけています。昨日は久しぶりに18時間の行動でした。日記をそのまま送りますので時間のあるときにでも見てください。 2005年5月2日 PM7.24

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5月1日 日曜日 コスタリカ・サンホセからパナマ・デビッドへ 走行距離408キロ

花鳥風月をみて、肌で感じ、雨にあったコスタリカから国境を越えてパナマ・ダビへの長い一日。

* 4時起床。

* 早々に荷物を積み、穴倉のようなこの部屋ともお別れかと思うとほっとする気持ちで、早々にサンホセを出発。今日は国境の手前100キロ近くまで移動すれば御の字と思って走り出す。

* 標高1500メートルのサンホセから3000(2950メートル)メートル近く登っていかなければならないことを思い、長袖と泥除けを着込んで出発。このことが幸いして、気温は相当低かったが、少し寒いなと感ずる程度で、いつも濃い霧が視界をさえぎって走りにくいとあったが、それほどでもなく、快適な走行。

* パンアメリカン・ハイウェイをぐいぐい登る。途中ケツアールが生息するという熱帯雨林のドライブインでトイレ休憩。そしてさらにサンホセから200キロほど走った、ブエノスアイレスという街への分岐のGSで給油と昼食。ここら辺からは標高が下がり、一気に暑くなった。ときおり陽も差し、汗をかきながら走る。

* リオ・クラロ(Rio Claro)に入って、雲行きがおかしくなり、にわかに雨。

* 丁度農家の人が一服する(?)小屋かバス停があったので(1時10分から2時まで)雨宿り。馬が草を食み、名も知らない花が沢山咲き乱れ、きれいな所であったこともあり、雨の嫌さ感じず。

* 午後3時ごろ国境から手前20キロくらいのネイリ(Neily)につく。今日は明快にとまる所を決めていなかった。が遅くなったこともあり、給油をしてそれから宿探しをしようと、まずはGSへ。

* 停電で給油が出来ないと。エーそんなことがあるのか、と思い、パンアメリカン・ハイウェイに戻って、別のGSにいく。しかしここも停電で給油が出来ないと。

* そうなら“どこで給油をしてもらえるの”とない会話力を駆使しての質問。国境の街パソ・カノアスなら大丈夫だとの返事。距離にして20キロ弱だし、明日300キロ近く走ること、また早朝にたつことも考え、今日入れておかなければ、面倒なことになると考え、パソ・カノアスを目指す。15キロほど言った所でGSが、早速給油。

* 給油も出来たし、それでは宿探しにと思って“宿はどこですかと聞くと”、来なさいといってGSの端まで連れて行き、アソコですと指をさして教えてくれた。なーんだ、すぐそばなんだ。

* 3時半パソ・カノアスに着く。そして吃驚。街の入り口と国境は一緒。いったいカノアスのセントロはどこ? どこに宿があるの? 国境の人に聞くと、ここを過ぎに右折するとセントロだと。 街にはいる所はダートで一台の車が通るのがやっと。 いやだなーと思って、右折をして、すぐに自転車に乗ってきた人に聞くと、この宿は今はやっていない。

* 他の宿なに行くなら反対側であると。 “そしてここの街の宿は危険だよ”“そしてなんで国境を越えてパナマに入らないのかと”? 日曜日でもバイクの通関をしてもらえるのか? ときくと、大丈夫だと。さらに私はギアーであるから、越えるなら手伝いをするから。

* 少し思案をするが、どうせここまできたのだし、手伝ってもらえるならそれもよいかと思い。国境を越えることを決意した。ギアーは場所に案内をしただけでなにも手伝ってくれなかった。しかし決めた以上と思い、手続きを開始。

* 日曜、それと時間が遅くなったこともあって、入国の手続きに並んでいる人も少ない。早速コスタリカのイミグレに行き、出国の手続きと、アドアナに行ってバイクの持ち込み許可ペルミソのキャンセル。15分足らずで終了。そしてすぐにパナマ側に行く。

* 入国の手続きと(一人1ドル合計2ドル)、バイクの消毒(1ドル)。そのごツーリストカードの作成(一人10ドル合計20ドル)。そしてツーリストカードを持ってサイドイミグレへ行き、入国のスタンプを押してもう。時間にして30分くらい。

* このままの調子で、面倒なバイク一時持込の手続も終えてもらいたいと思って、アドアナに行き手続きを。ここで時差が1時間あることに気づき、4時と思っていたのが、5時。

* 手続きはいたってスムースで、登録書と(ここでも正規な登録書でなくカラーコピーで対応―正規なものか? そうです。それでOK)パスポートを渡し、受けた質問も“この車の年式は?”をうけただけでペルミソの作成(10ドル)完了。

* その後コロン25,985をドルに両替(54ドルになった)。すべての手続き完了したのが5時40分。

* 時差があったので2時間10分かかかったことになったが、時差を加味しないと1時間10分ですべての手続き終了。いままで中米の国境越えでは、一番時間のかかった5時間。早い所でも2時間30分くらいかかっていたことからみると雲泥の差、頭で考えるより、“何事も挑戦して経験すること”だと。

* 4時に行動をおこして、3000メートルの高地までのぼり、その後また暑い平地にくだり、そして雨、そして遅い時間での国境越え、さすがに疲れが出てきた。

* 6時国境を後にして、ダビを目指す。途中警察のチェックを受けて、デビへの分岐点に6時40分着。あたりは既に薄暗くなっており、人気もない。

* 一人歩いて来た女性がいるので聞こうとすると、あしばやに立ち去ってしまった。

* 何時ものことで、日本人だと見られたことがないのだから仕方がない。そう思いながら、人の来るのを気長に待つ。

* やっと一台車がきたので、捕まえて聞くと、ここから右に曲がって、5つ目をさらに曲がって、、、後は早口でいろいろ言って説明してくれるのだが、さっぱり。

* 暗くなって、言葉がわからず、地図もなく、宿を探すのは難しいな〜。弱ったな〜。 まあ〜焦らず行こう!!

* 何度か人に聞きながら、セントロへ。

* すでにセントロの公園の前は真っ暗になっており、周りの状況が良くわからず、盗難・強盗などの危険度合いを推し量るすべがない。

* 安宿にしたいが、危険の度合いを推し量る雰囲気がつかめない以上、ある程度の金額がかかるのは仕方がないと思い。3軒の宿を回り、バイクをフロントの前に入れてもよい、そして値段も18ドルにまけてくれるという宿、Hotelera Occidentalにチェックイン。

* テレビつきで、温水シャワーが使える。こなん宿はアメリカ以来かな〜

* 荷物を置き、夕食を買いにいくも、周りの店はすでにしまっており、仕方なく食堂へ。疲れたこともあり、ビーフと魚のフライに飯(ながまい)で夕食。

* 宿に帰ったら9時30分。4時に起きて、夕食が終わって宿に戻ったのが9時30分頃、18時間も行動したことになる。さすがに疲れた。シャワーを浴びて横になったら、寝てしまった。

宿泊/
Hotelera Occidental,L,A

費用/
ガソリン10,136コロン コーヒー200コロン コーラ400コロン 通行税50コロン
合計10,781コロン

ホテル代2泊分36ドル  洗車1ドル 入国税2ドル
パナマにツーリストカード作成(2人分)20ドル ペルミソ(バイク一時輸入許可の取得)
10ドル+14ドル 夕食代5.8ドル お菓子と水2.0ドル
ドル合計90.80ドル