旅の空から

2003年11月1日 Wayuさんの旅の空から

 こんにちわ!TT-Raidで旅行中の上田和由(WAYU)です。簡単ながら、ギアナ3国の情報を送りたいと思います。(誰もいかねえよ、というツッコミは入れないでください)

 僕は、ブラジル(Boa Vista) →ガイアナ→スリナム→仏領ギアナ→ ブラジル(Belem) と走りました。
 約2630kmの道程中、川渡りで船に8回乗りました。船外機付ボートでしか渡れない所では、ぼったくってくるので疲れます。陸走する上で難所となるのは、ガイアナのLethem(国境)→ George Town(首都)間のダート(約430km)と、ブラジルOiapoque(フレンチギアナから川を渡った国境の町)→ Macapa 間のダート(約355km)でしょう。Lethem → G/T間は雨期に突っ込んでしまい、写真のような悪路が数km続きました。乾期(10月〜3月)なら問題ないようです。Oiapaque からの ダートは、僕が走った時期(7月中旬)は、ほとんど水はありませんでしたが、1〜2ヶ月前に旅した人が、バスがひっくり返った程の悪路だったと言っていました。アップダウンがきつい道が続くので、ドロドロだとかなり大変だろうと思います。

<観光スポット>
・ガイアナ
Kaietur Falls 「シングルドロップの滝」としては世界一の高さ(約250m)らしいが、セスナでしか行けず、ツアー代が200ドル前後かかる。(僕は行っていない)

・スリナム
オランダ造りの町並み(南米っぽくない)。多くの人種が(表面上は)仲良く暮らしている。ユダヤ教会とイスラムのモスクが並んで建つ光景は、ミドルイーストへ行った事がある人は驚くのでは。

・仏領ギアナ
最北西部「Awala-Yalimapo」は、世界でも有数の海ガメの産卵、子亀の孵化が見られる所。また、kourou にはスペースセンターがあり、ロケット発射場、博物館がある。年に10回前後ロケットの打ち上げがあるらしいので、運が良ければ見られるでしょう。ただし、宿は30ユーロ前後(僕は全部野宿)、ガソリン1リットル=1.14ユーロ。友人の酒井さんが、ここからパリへバイクと共に飛行機で飛び、早くて簡単、オススメと言っていました。


 旅の情報は、あまり詳しく書きすぎても面白くないと思いますので、この辺で。3国に共通なのは、「手つかずの大自然が残っている、治安はあまり良くない、物価があまり安くない」というところでしょうか。人は基本的に皆親切でした。僕は行ってみて、走ってみて、良かったな、と思っています(色々トラブルもありましたが)。南米にあって南米っぽくない国々に、皆さんも行ってみてください。(ガイアナとスリナムは、Fakeでいいので、首都で泊まるホテルの名前を用意すること。特にガイアナのイミグレは厳しかった)
 僕はこれから、ボリビア→チリ→アルゼンチンと移動し、来年1月あたりサハラを目指して大西洋を越えたいと思っています。
 皆さんドロボウと事故に気をつけて、旅を楽しみましょう!

2003.11.01 上田和由(TT-Raid)

<ガイアナ>
内陸には「アメリンディアン」というインディヘナが住んでいる。ガソリンを売ってくれた家族。

<ガイアナ>
雨期の Lethem → George Town ルート。なかなか前へ進めない。

<ガイアナ>
首都ジョージタウン。新聞のインタビューを受けた直後。写真の彼には大変お世話になった。

<スリナム>
首都パラマリンボ。ユダヤの教会とイスラムのモスクが並んで建つ。